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2009年01月18日

2008年目標の結果詳細 2. TOEIC

■目標と結果

目標:2回受験 平均 860点以上

結果:2回受験 平均 840点 → 未達

  • 3月 合計:815点,L:400点,R:415点
  • 11月 合計:865点,L:435点,R:430点

スコアの推移 (1993〜)

http://graph.hatena.ne.jp/NdotYOSHI_eigo/TOEIC_T/

■目標の設定理由と2008年以前の取り組み

TOEICのスコアアップは2001年秋ごろから始めた取り組みで,2008年の目標は2005〜2007年と同じ.同じなのはヘタに目標を上げることよりも「どう転んでもこの点数は取れる」というような「足場」を固めながらより高い目標へ向うのが結果的には近道だと2003年秋頃に気づいたため.また,2回目の試験は初めて「公開試験」を受験することになり,それがスコアを悪くする要因と考えたことも理由である.

■2008年に使った教材と使用イメージ

3月受験

  1. 暗記君
    暗記支援ポータブル機器.SDカードにダウンロードした問題集に答える.間違った問題を繰り返し学習できる.片手で操作して学習を進められるため通勤時の電車の中で使っている.単語・熟語をひたすら覚えた.
  2. リスニング難度A+ (新規購入)
    CD付き書籍.英語ネイティブの一般ピープルへのインタビュー音声とスクリプトが収録されている.昼休みにを繰り返し聞き,ディクテーションもしてみた.
    Amazon

    リスニング難度A+―街を行くアメリカ人の声

  3. iKnow! (新規登録)
    無料英語学習SNS. 音声付教材により,単語や熟語を単語クイズ形式やディテーション形式などで繰り返し学習できる.自宅で平日夜にやってみた.さらに音声付き教材はポッドキャストとしてダウンロードできる.これは通勤時の徒歩区間で繰り返し聞いた.
  4. 新TOEICテスト 直前の技術
    TOEIC解法指南書.CD付き.TOEIC対策講座の人気講師ロバート・キルヒ氏によるTOEIC解法をまとめた本.模試1回分収録.受験直前1ヶ月の間で昼休みや帰宅後に読んで解いた.
    Amazon

    新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶ

  5. 新TOEICテスト 「直前」模試3回分 (新規購入)
    総合模試書籍.「直前の技術」の続編.「直前の技術」が理論編とすればこちらは実践編.模試3回分収録.受験直前1ヶ月の間で昼休みや帰宅後に解いた.
    Amazon

    新TOEICテスト「直前」模試3回分

  6. TOEICテスト 新公式問題集 Vol.2
    総合模試書籍.模試2回分収録.受験直前1ヶ月の間で昼休みや帰宅後に解いた.
    Amazon

    TOEICテスト新公式問題集〈Vol.2〉

9月受験

  1. 暗記君
    3月受験と同じ.
  2. 英語は10回読めばモノになる! (新規購入)
    CD付き書籍.1分半程度の長文が30個収録されており,それらを繰り返し読むことで英語を身につける.昼休みに繰り返し音読した.
    Amazon

    英語は10回読めばモノになる!

  3. iKnow!
    3月受験と同じ.
  4. 860点突破セミナー(新規受講)
    人気TOEIC対策講師ロバート・キルヒ氏による2日間の講座.「新TOEICテスト 直前の技術」や『新TOEICテスト 「直前」模試3回分』の内容をテキストとした,860点超を狙う人向けに特化した講義と演習.11月上旬に受講し,そこで学んだテクニックを使って模試書籍を解いた.
  5. 新TOEICテスト 公式問題集 Vol. 3 (新規購入)
    総合模試書籍.模試2回分収録.CD付き.受験直前1ヶ月の間で昼休みや帰宅後に解いた.
    Amazon

    TOEICテスト新公式問題集〈Vol.3〉

  6. 新TOEICテスト 直前の技術
    3月と同じく,受験直前1ヶ月の間で昼休みや帰宅後に解いた.
  7. 新TOEICテスト 「直前」模試3回分
    3月と同じく,受験直前1ヶ月の間で昼休みや帰宅後に解いた.
  8. TOEICテスト 新公式問題集 Vol.2
    3月と同じく,受験直前1ヶ月の間で昼休みや帰宅後に解いた.ただし,半分のみ.

■振り返りと今後の取り組みの指針

効果があった教材とやり方

11月の結果は3月の結果と比較してリスニング,リーディング(長文)ともアップしたので,この期間にやったことが効果があったといえるだろう.

2008年での取り組みで効果があったことの筆頭は「英語は10回読めばモノになる!」による音読.ネイティブが発音するスピードのCD音声と同時に,スクリプトを見ながら音読する「ユニゾン法」というのを編み出してやってみた.音声に続いて発声する「シャドーイング」でもなく,全て聞いてから再現する「リプロダクション」でもない方法.

狙いは「ネイティブスピードでの聞き取り・読み込み」である.この「ユニゾン法」をやることで「ユニゾンにならない箇所は分かっていない箇所」ということが身にしみた.スピードについて行けなくなるのは,ある単語やフレーズに音的・意味的に瞬時に出てくるほど身に付いておらず口が回らないから.ブレスがCD音声と異なる位置になったりするのは,意味上の切れ目が瞬間的に分かっていないから.他には発音がおかしい,単語と単語の連結による音の省略ができていない,などがよく分かった.一方,音読ではなく黙読をやると,これらは間違いなくスルーしてしまう.

分からない箇所をしっかり認識し,スルーせず向き合い,繰り返し練習することで身に付く,というのはこれまでの英語学習での教訓というか必勝法でもあるので,よくよく考えてみれば効果があって当然だ.

なので,iKnow!を使った単語・熟語の学習でもこの「ユニゾン法」を取り入れている.

次に効果のあったことは「860点突破セミナー」の受講.このセミナーで紹介されている技術については書籍を通じてある程度理解していた.しかし受講することで860点突破のためにその技術をどうのように活用すべきかがより具体的に分かった.リスニングの会話文や長文,リーディングの長文がずいぶん楽になった,つまり効率よく解けるようになったのである.

効果がなかった教材とやり方

去年9月の結果と3月の結果を比較すると,リスニング,リーディングともダウンしたので,3月までにやったことが効果がなかったといえる.

それは「リスニング難度A+」である.2ヶ月間くらい繰り返し聞いてもディクテーションをしてもスコアには結びつかなかった.

そもそも教材として難しすぎると感じた.ネイティブ一般人があるトピックについてインタビューを受けるという内容.訛りがあったり,速くなったり遅くなったりと一定のピッチでなかったりする発話はまだまだ聞き取れない,ということがよく分かった.実はこの経験があったからこそ「英語は10回読めばモノになる!」という教材にたどり着けた.訛りが少なく,ピッチが一定だが発話が早めのものを選ぼうと発想したのである.

今後の指針

うまくいった「ユニゾン法」は続ける.教材を変えてやる,例えばTOEICのリスニング問題を使ってみるのもよいだろう.

とはいえ,2009年は中小企業診断士という資格を受験するので,英語のために割ける時間が確実に減る.時間の使い方を工夫する必要がある.具体的な内容は今後考えたい.

posted by N.YOSHI at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 結果詳細


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