前回【学】中小企業診断士 毎日の勉強時間帯を考える3つのステップ にて,毎日行う勉強の時間帯を考えてみたところ,次のような1日の時間割になった.
図1 中小企業診断士用の平日時間割
通勤(往復):30分=15分×2
昼休み:30分
帰宅後:45分
合計:105分
今回は,2種類の教材を使って,朝晩の通勤時間や昼休みなどにどんな勉強するかを考えてみたので,記事として書き残すことにする.
1. メモリボ
試験勉強としてまず重要なのは,用語を暗記すること.用語が分からなければ問題の意味も分からないし,ましてや解くこともできない.
【学】中小企業診断士 科目ごとの目標点数をあげてみる にて1次試験の過去問を解いたときに改めて実感したことは,中小企業診断士がの試験範囲には,自分の知らない用語がたくさんある,ということ.さらに,当然それは点数に結びついており,知らない用語が多い科目ほど点数は低かったこと.
用語の暗記には繰り返し学習が有効だ.用語の説明を読む.忘れきる前にまた読む.暇さえあれば読む.このような繰り返しが必要だ.
そのために丁度よい教材があった.「メモリボW」である.
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KOKUYO 電子単語カード memoribo W (メモリボ ダブル) NS-DA2R |
私が購入したのは赤.他に白,青,黒もある.
これを使って通勤時に用語の暗記を行うことにする.(機能の紹介や用語集の調達法などは別途記事を書く予定)
2. 1次試験過去問集
試験勉強として次に重要なのは,過去問を解くこと.過去問を解くことで,本番の問題のイメージが身に付く.
過去問も繰り返し解くことが有効だ.1回解いて終わり,ではなく繰り返し解く.覚えるまで解く.
そのために市販の過去問集を購入を検討した.過去問集は大きく2つに分類できる.1つは1冊で全7科目を収録してある形式.もう1つは,1冊1科目を収録している形式である.前者は数年分が1冊になっており厚く重い.それに比べて後者は科目ごとなので薄く軽い.今回は持ち歩く時の重さを重視し,後者ににしている.
さらに選択のポイントは三つある.
- 安価であること
- 問題は全問連続ページに掲載されており,解説部分とは分かれていること
→力試しとして全問を解く場合,解説が隣ページにある過去問集ではそれをいちいち隠すのが煩わしいので. - (できれば)5年分を収録していること
→全体的に解く・覚えることだけを考えれば3年分あれば十分である.しかし,科目の中の特定の苦手分野を強化することまで考えた場合,その分野に関する問題をより多く解くことが必要になるため.
09年1月下旬時点で,これらのポイントを満足したのは
だった.全7科目を購入した.
決め手は価格だった.2と3を満足したのは他にもあったが,それは1冊1000円以上であり,大原は1000円未満だったためである.
この過去問集を昼休みや帰宅後にやり込むこととする.(私は「やり込む」ことを「過去問をしゃぶりつくす」と呼んでいる.それについては改めて記事を書く予定)
毎日の勉強をするに当たり,「メモリボ」と「大原の過去問集」という二種類の教材を購入した.毎日いいカンジでやっている.
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