一次試験1ヶ月前の直前チェックということで,LECの「Web模試」というのを受験した.
これの良いところは,時間と場所に縛られず模擬試験が受験できること.
ご自宅のパソコンで1次公開模擬試験をオンライン上で受験できます!
いつでも、好きなときに好きな科目だけを受験できるので、忙しくてまとまった時間がとれない方や直前期の総復習にぴったりです。LECオリジナルのSPM判定による成績評価はリアルタイムにフィードバックされ、科目別の学習到達度合いや弱点を明確にします。
問題はPDFで配布されるので,印刷すればパソコンの前に座って問題を解く必要がない.
さて,早速その結果を下表にまとめる.
■惨憺たる結果と少々の分析
青いセルは科目の目標点数以上,黄は同[目標点数マイナス5点]以上・目標点数未満,赤は同[目標点数マイナス5点]未満である.
科目 | 目標 | 結果 | 平均点*1 |
---|---|---|---|
企業経営理論 | 75 | 50 | 43 |
運営管理 | 60 | 44 | 44 |
中小企業経営 | 65 | 46 | 48 |
経済学・経済政策 | 55 | 56 | 53 |
経営法務 | 50 | 52 | 48 |
財務・会計 | 45 | 32 | 53 |
情報システム | 75 | 81 | 55 |
合計 | 425 | 361 | 335*2 |
*1:7/6 0時時点のもの.受験期間は7/20までなので,今後変動の可能性あり.
*2:全7科目受験者の平均.科目の平均の和とは異なる.
ご覧の通り,結果は目標点にはほど遠く,惨憺たる結果である.
個別に見ていく.良かった点は
「情報システム」「経営法務」「経済学・経済政策」の3科目が目標に到達.
特に,「経済学・経済政策」は今回初めて目標に到達した.特訓の成果が現れたようだ.
悪かった点は,
「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営」「財務・会計」が目標に未到達.
特に,「中小企業経営」と「財務・会計」は,今回の結果と過去問2回分を通算しても,目標点数を取ったことがない.
解釈に困るのが,
「財務・会計」以外は,平均点以上
である.
このWeb模試の平均点(合計)は相当低いような印象がある.確か,平成20年や19年の過去問では,400点を超えてきていたはずである.
一般的には試験の平均点が低いのは,
受験者のレベルと試験難易度が乖離している
と考えられる.このWeb模試の場合,わざわざ金を払って模擬試験を受けるような人が,本番の試験を受ける人よりもレベルが低いとは考えにくいので,難易度が高すぎるのではないだろうか.
■今後の方針
とはいえ,難易度の高さを嘆いても仕方がない.今年の問題の難易度が,過去問よりも高くなるとしても不思議はない.
そう考えると,残り1ヶ月でやるべきことは盛りだくさんだ.時間配分の優先順位を考えてみた.次のとおりである.
- 「中小企業経営」と「財務・会計」-->特訓が必要
- 「企業経営理論」と「運営管理」-->基本の総復習
- 「経営法務」と「経済学・経済政策」-->基本の定着
- 「情報システム」-->放置
浮き足だっても仕方がないので,やるべきことをキチンとやる.後は運を天に任せよう.