■概要
2009年の目標「ラーニング系」「ウェルネス系」「ファミリーマネジメント系」のうち,ウェルネス系の目標については,その年以前から試しにやってみて続いていることを維持するために,改めて目標とするようにしている.つまり,達成率は100%を見込んでいる
しかし,2009年の結果は「1勝1敗」で,達成率は50%となった.
■詳細
ウェルネス系の目標はさらに,体重管理(ダイエット),筋肉トレーニング,心肺強化の3つに分けられる.
以下,それぞれの項目についてより具体的に振り返ってみる.
- ダイエット
体重は現状を維持する.BMI 21.5以下
→ 達成:最大21.44 (朝の体重 62.7kg)
2009年の年初には目標値を下回っており,年間を通じてこれを維持することができた.
ただし,今後に向けて課題が残った.それは目標値「BMI 21.5以下」の解釈である.考えようによっていかようにも解釈できそうだ.それはBMI算出の基準値となる体重について,たくさんの種類があるためである.例えば,朝夜2回の計測を行うようにしているのでそのうちどちらか,また,その朝夜の平均を取る,さらに,ある期間の移動平均をとる,などが考えられる.
そこで今回は「毎朝の体重について年間での最大値を用いてBMIを算出し,それが21.5以下になること」と,結果を評価する時点で決めてみた.
今回得た教訓は,ある値の範囲で維持する目標では,目標値と評価条件を具体的に決めておき,かつ,逃げ道をふさぐような条件も付け加えないといけないということである.まずい例は,年初早々に目標値を達成しそれ以降は,知らんぷりをする,本目標で言うと,体重を計らない,ということである.目標値は達成するものの,目標を設定した目的を見失い,形骸化してしまう.このような事態を招かないように,条件を考えなければいけない.
- 筋トレ
- 腹筋ローラー 30回を週5日行う → 未達成:集計していない
2009年の年初で出来ていたことを,年間通じてやろうということで目標値を設定した.平均すると週4回はやっており今でも続いている.しかし,結果は未達成とする.
未達成だった直接の要因は,進捗状況が瞬時に把握できるような集計方法をしておらず,評価が出来ないためである.進捗状況を把握するためのツールには,はてなグラフを用いてみた.このシステムは意外と重くやがて入れなくなってしまった.
また,別の要因としては,上のダイエットの目標値と同じように,条件が不明確だった点も上げられる.
- 心肺強化
- 目標なし
ウェルネス系の目標はざっくり言うと『年間を通じて』「体重を維持する」「運動をする」ということである.そのため,毎日の進捗管理ツールで実績がグラフ化され瞬時に目標との現状の差異が分かるようになっていることが重要である.さらに,毎日の実績入力が簡単にできるようになっていないといけない.また,結果の評価条件も,意図しない結果に導かないように,よく考えないといけない.
まさに習慣化力の真髄が表れている目標だなぁ.