■概要
2010年の目標「ラーニング系」「ウェルネス系」「ファミリーマネジメント系」「マネー系」のうち,ラーニング系の目標については,達成率100%というのが難しいように毎年設定している.2010年は「三勝三敗」なので,設計意図どおりやはり100%にはなっていない.
反省点としては,目標設定時点では想定していなかった仕事での負荷増大(管理職昇格)に対して,記憶勉強について目標の見直しをしなかったこと.2011年は,四半期毎にレビューするか.
■詳細
ラーニング系の目標はさらに,記憶勉強,仕事勉強,趣味勉強,人生勉強の4つに分けられる.(この4つの言葉の意味について詳しくは,こちらの記事の勉強マトリクスをご覧ください)
以下,それぞれの項目についてより具体的に振り返ってみる.
記憶勉強 (武器としての勉強で天井があるもの)
中小企業診断士 2次試験合格 → 未達 (受験できず)
TOEIC 1回受験860点以上 → 達成 (1回受験 865点)
- TOEIC SW 受験 → 未達 (受験できず)
記憶勉強全体の結果は一勝二敗.二敗はいずれも受験できず,というのが情けない.
以下,それぞれの項目についてまとめる.
中小企業診断士 二次試験合格,TOEIC SW 受験
どちらも,受験を申し込んで試験勉強もわずかながらでも行っていながら,試験当日どうしても出勤しなければならなかったため,受験できなかった.このような経験は初めてで,無念である.仕事時間とプライベート時間の仕切りについて,慎重なマネジメントが必要だったが特に手を打たなかったのが原因.
TOEIC
2009年に「1ヶ月程度の受験勉強で,2年以上遠ざかっていた900点台に復帰できた」ため,再度同様に1ヶ月の勉強でどのくらいのスコアが取れるのか挑戦してみた.リスニングについては課題が明確になったが,結果は満足できるものだった.TOEICに関する勉強法,方法論が十分に強力で有効なものだと確信できた.
このあたりの話しは,下のブログにまとめている最中だけど,休眠中 zzz
トートレ!
仕事勉強 (武器としての勉強で天井がないもの)→目標なし
趣味勉強 (人と人を結ぶ勉強で天井があるもの)→目標なし
人生勉強 (人と人を結ぶ勉強で天井がないもの)
読書 24冊 → 結果:29冊
読書メモ 12本 → 結果:0本
オーディオブック 6本 → 結果:6本
これまでと同様に,読書は目標達成,読書メモは手つかずだった.読書の目標値を例年より下げ,その分を読書メモに当てる算段だったが,やはり例年どおり何もしなかった.これまたナサケナイ…,って書くのも何度目か…
以下,それぞれの項目について振り返ってみる.
読書
以下,2010年に読んだ本を,読んだ順に列挙する.
- 人間失格
- 声―松本清張短編全集〈05〉
- 「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人-吉田-典生
- リスク〈上〉―神々への反逆-ピーター-バーンスタイン
- リスク〈下〉―神々への反逆-ピーター-バーンスタイン
- 子供のために」を疑う-10代の子供を伸ばす7つの知恵-二神-能基
- シゴトの渋滞、解消します-結果がついてくる絶対法則-西成-活裕
- 実践するドラッカー【思考編】-佐藤-等-編著
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら-岩崎-夏海
- 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義ティナ・シーリグ
- マネジメント 基本と原則 エッセンシャル版 P・F-ドラッカー
- 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論
- 実践するドラッカー【行動編】-佐藤-等
- 潰れない生き方
- 残念な人の思考法
- 型破りのコーチング-平尾-誠二
- 仕事で「一皮むける」 金井-壽宏
- チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ-はじめて読むドラッカー-マネジメント編-P・F-ドラッカー
- 世界標準で考える-~僕がインテルでやってきたこと~-傳田-信行
- 小さき者へ-重松-清
- テクノロジストの条件-はじめて読むドラッカー-技術編-P-F-ドラッカー
- 夢をかたちにする「独立・起業」成功プログラム―成功をマネジメントする10のプログラム
- 知の巨人-ドラッカー自伝
- くじけないこと-アルボムッレ・スマナサーラ
- パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学-デヴィッド・R-ホーキンズ
- ただ成功のためでなく 渡邉-美樹
- ひとりで抱え込まない仕事術―「お願い上手」の5ステップでラクになる-リチャード・アクセロッド
- 一瞬で恐怖を消す技術-~恐怖を力に変える7つのステップ~-マイケル・ボルダック
- 半パン・デイズ 重松-清
2010年の読書での発見.
- 「パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学-デヴィッド・R-ホーキンズ」は,間違いなく私の人生をよりよく生きるための一冊となる.
この本の主張する内容は,科学的な真贋はさておき,数年来関心を寄せていた「人間の内面」に関して,重要な示唆を与えてくれた.「エネルギーレベル」という考え方を導入することで,自分が感じている自分や相手の心理状態の変化をスッキリと説明できる.接していていい感じがする人・いやな感じのする人の間にある境界や,一人の人に対してもいい感じがするときといやな感じがするときの境界を敏感に察知することがよくあるのだが,その境界を説明するのが「エネルギーレベル」のなかの「パワー」「フォース」という考え方である.このフレームワークを使って他人や自分を見ていくと,さらに人間に対する理解が深めれるのは間違いないと確信した.
読書メモ
例年どおり,手つかず.
そもそも,読書は「新たな知識,あやふなに覚えている知識を整理して頭に入れ,現実世界での問題の解決に対して実践的に役立てる」ということのためが第一でやっている.娯楽や知的好奇心の満足のためが第一ではない.
と思いつつ,何年経ったことだろう…
オーディオブック
以下に,2009年に聞いたオーディオブックを列挙する.
- 君主論―ビジネスで役立つ人心掌握の智恵150 倍速版
- 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 倍速版
- 論語物語 倍速版
- 強く,生きる
- ハーバードからの贈り物
- ハーバードからの贈り物
- 強く,生きる
繰り返し聞いているものは,それぞれ1本として数えた.自分の思考と行動を変えることを目的にオーディオブックを聞いているので,繰り返し聞くことは当然であり,むしろ,とっかえひっかえ聞いて本数を増やすのはその目的に反するため,そのような数え方をした.
「強く生きる」「ハーバードからの贈り物」にはずいぶん元気をもらったので,今後もヘビーローテーションしたい.